6月23日(水)は、5年生の自然体験教室1日目です。
4組と5組の子どもたちが、応援の横断幕を作ってくれました。
8時頃学校を出発し、10時過ぎに朝霧野外活動センターに到着。そこから歩いて、松下牧場に向かい酪農体験を行いました。
初めは牛の大きさに怖がっていた子どもたちもいましたが、実際に触ってみて温かさを感じることで、だんだん慣れ、いつの間にか、背中のブラッシングやえさやりなどの世話に、熱心に取り組んでいました。
また、乳搾りも体験させていただきました。「痛くないかな。」と牛のことを気に掛けたり、乳の出る勢いに感心したりしていました。
牛の世話と乳搾りが終わった後は、バターづくりです。
瓶に入った牛乳を振ること数分。だんだん脂肪が固まってきて、真っ白なバターのできあがりです。おいしいパンにつけ、低温殺菌の牛乳と一緒に食べました。「こんなふうにバターって作るんだ。」「牛乳おいしい!」とあちらこちらから歓声が上がっていました。
子どもたちがこれから生活していく中で、生き物の命に触れ、働き、食べるというこの体験は、きっとつながり、思い出すことがあるでしょう。そして、改めてその大切さを感じることができるのではないでしょうか。
昼食後は、ウォークラリーです。朝霧野外活動センターを出発し、歩いたことのない朝霧の地をコマ地図を頼りに班で相談しながら約8キロの道のりを歩いて、帰ってきます。
どの班も、元気にゴールすることができました。
仲良く活動できた班はもちろん、道が分からなくなったときにコマ地図をもう一度見て班で相談したり、意見がぶつかったときにお互いにわかり合おうと聞いたり話したりすることが大切だということを、この活動を通して学んだのではないかと思います。